saynaka suharu
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詩集 透明な綾
2024年1月19日発行 初版
B6サイズ/全68ページ/オンデマンド印刷
(表紙カラー、本文カラー・モノクロ)
著者 背中す春 川瀬亜衣
印刷・製本 京都 昌幸堂(有限会社 修美社)
発行人 川瀬亜衣 saynaka.suharu@gmail.com
※ 本著に掲載している美術作品は、
『詩集 透明な綾』に寄せて制作された鈴木彩加さんの著作です。
『いつでもそばに』(表紙・本文67ページ掲載 2023年制作)
『記憶のコラージュ』(裏表紙・本文66ページ掲載 2023年制作)
2024.1.19 初版
[仕様A] 2024.1月 販売開始 ※写真は、仕様Aのものです
用紙 まんだら純白厚口(表紙)
OKトップコート90kg(本文)
アラベールFSウルトラホワイト110kg(本文)
製本 ミシン綴じ、白糸
冊数 47冊
定価2,000円(本体1,819円+税10%)
[仕様B] 2024.4月 販売開始
用紙 アラベールFSウルトラホワイト110kg(表紙)
OKトップコート90kg(本文)
アラベールFSウルトラホワイト70kg(本文)
製本 ミシン綴じ、白糸
冊数 53冊
定価1,800円(本体1,637円+税10%)
- 誰もが出会うかも知れない別離の時間に寄せて -
いつか 浅葱色の空と海を渡る
刻は歩調を緩めて 瞼は綴じられる
とつとつとした雲・波が じっとしてる
(詩集本文 冒頭より)
「背中す春」を演じて他者となり、言葉をつかって、私生活にある景色を写生する。2018年から2021年の間、このようなやり方で別れの時間を詩にしたためてきました。
日々の中で過去の人を思い出すたびに、記憶は少しずつ、思い出すその人によって変容していくものでしょう。それでも日々のそこかしこには別離した人との思い出が転がっていて、それらはささやかに残された人をかたどり、堆積し、編み合わさり、透明な綾をなして生活の中に息づいていくかのようです。
誰もが出会うかも知れない別離の時間に寄せてこの詩集を綴じます。
「背中す春」こと川瀬亜衣